HOT ! バリー・リンドン✨英国✨ サッカリィ✨角川文庫✨初版✨希少本

「虚栄の市」に並ぶ、ウィリアム・メークピース・サッカリィの最初の長編小説「 バリー・リンドン Barry Lyndon 」は昭和51年6月30日刊、角川文庫初版。深町眞理子訳です。経年の為、天部分を中心に全体的にヤケ、地部分の花切れ前にシミがあります③破れ等は見られません。本文以外最終頁に薄青い紙が僅かに残っていますので気にならない方に⑥希少本です。✨カナダ「赤毛のアン」の作者で、読書家L.M.モンゴメリィは、英国ブロンチ ( 邦訳は「テ」ですが、現地ハワースのブロンチ・パーソニッジ博物館の示した発音記号は「チ」です。また「ブランチ」が誠実な訳です。）にこだわりつつ、後にはサッカリィを再評価しています。活気ある悪党や、風刺のワサビをきかせたところが気になってきたのです。手書きされた彼女の日記を読むと「赤毛のアン」著述期間と見られる間、スコットランドのサー・J ( ジェイムズ ）M ( マシュウ ）バリーの本をまた読んでいますから、( 名前にこだわる）著者の名付けた、(アンの親友）ダイアナ・バリーのバリーは J M の姓から？と31年以上も前に考慮したものの、スペルが異なります。アリスとは嗜好が異なりますから置いていました。日記を引き続き調査する為にグェルフ大学をその後も訪れるにつれ、実はサッカリィの作品からだったのね、とふと思い当たったのです。ファーストネームであるダイアナも「赤毛のアン」作中で『異教徒めいた名前』と言わせました。長老派教会に通う、スコットランド系の人が多く住む村にあって、グリーンゲイブルズのお隣バリー家は、「バリー・リンドン」の、アイルランド系 バリー B a r r y から名付けたのかもしれない。その点、ダイアナの風貌等にアイルランド系の人に合致するところもあるわけです。愛読したJMバリーの名からは ミドルネームM のマシュウ名を、アンを大切に育てた、心優しい重要人物、マシュウの名にあてた可能性が考えられます。その上 J.M. バリーの顔写真はどこか、心優しかった著者の父ヒューに、残念ながら遠く離れておりほとんど共に暮らせなかったヒューにどこかしら似ています。その JMバリーはマシュウやヒュー同様、スコットランド系なのです。また、米国ホーソーンのマシュウ他については機を改めます。

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